風が運んでくる
日防ブログをご覧の皆様、こんにちは。
今回は、工事を取巻く環境のひとつについてお話しようと思います。
外装工事(外部の作業)には工事に不適な環境が存在します。
屋上防水ですとか、タイルの貼替え、躯体の補修や、外壁塗装といった外部の工事があります。
そういった外部作業においては、概ね雨の日、雪の日、それに場合によっては風の日など
施工が出来ない、やるか、やめるか、判断が難しい環境条件があるんです。
雨、雪は分かるけど、なんで風?と思う方もいるかと思います。
作業ができないほどの強風が吹いていれば、安全上もちろん工事作業を中止せざるをえません。
ですが、風が運んでくるものが、工事を悩ませる難しい状況を作り出すことがあるんです。
例えばこの春の季節には、桜が花を咲かせます。
現場近くでも、早い時期から咲き始めてとてもきれいです。
雨で散ってしまわないか、やきもきされている方も
多いことでしょう。
しかし、散り際まで美しいとはいえ、散った桜のこの花びら、
お掃除が大変!!
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
我々工事の人間も、そこに頭を悩ます一人です。
仕上げ中に付着すれば当然、直しも出ます。
仕上げ後に付着しても美観を損ねます。
今日やるのか、やめるのか。いつなら出来そうか、こうなるともう悩みが尽きません。
せっかくきれい仕上げたんですから、付着した花びらの掃除だってやります。
泣く泣くですが・・・
このように季節の節目で吹く風が、時には厄介を運んでくるよというお話でした。
おまけ
皆様、見えるでしょうか。
富士の山がいつもは見えるはずなんです。
天気は良いのに煙っている様子。
心なしか空が黄色いような、これはまさか・・・
花粉!?
多い多いとは聞いていましたが、景色を隠してしまうくらい
飛んでいるようですね。
ピークは過ぎたように思いますが、くれぐれも皆様ご自愛ください。
ではまた次回!!