【納まり】の事前検討
【納まり】や【取り合い】という言葉、聞きなれないかもしれません。
建物は鉄やコンクリート、アルミ等いろいろな部材が組み合わさって出来ています。
そして、部材同士が組み合わさる部分に建物の構造上や経年による不具合が多く起こります。
部材同士の接合間を【取り合い】と言い、その取り合いの仕上げをどう処理するのか。
工事前に【納まり】を検討し、工事後に不具合が起きづらい施工をすることが、品質上重要なのです。
設計図からは読み取れないことが多い【納まり】を、いかに現場でうまく表現できるか。
それが現場監督の技術屋としての腕の見せ所なのですね。
職人さんや設計さんと現場で打ち合わせし、ベストな納まりを現場監督が納まり図で表現する。
それを職人さんに忠実に施工してもらうことで、品質の高い工事が可能になるのです。