シーリングの試験
皆さん、こんにちは!
今回は、シーリングのひも状引張試験についてです!
まず、シーリングとはサッシや玄関扉廻りなどのコンクリートとの取合い部分などにゴム状のシーリング材を充填することを言います。目的は、外壁とアルミサッシ枠の接合部分や、目地廻りなどの動きの多い目地や隙間を充填することによって気密性や防水性を高め、雨水等の侵入を防ぐことです!
しかし、どのシーリング材を充填してよいというわけではありません。シーリング材には様々な種類があり、適材適所で能力を最大限に発揮させなければなりません。それが、施工後の‘‘品質‘‘に関わってくるのです。
では、品質はどのように検査しているのでしょうか。
実際に伸縮性を測るために、下部の写真のように、充填したシーリングの一部を剥離し垂直方向へ引っ張りマーキングした部分がどこまで伸び、そして切れるのかを確認します。これを「ひも状引張試験」といいます。