大規模修繕工事にける品質管理
大規模修繕工事を行っていくうえで各工種の品質を確保・確認するために
さまざまな検査や確認を行っています
例えばタイルを張り替えた箇所で新しく張り替えたタイルが工事終了後
剥がれて落ちてしまっては一大事ですので、付着強度を調べます
その方法としては
張り替えたタイルの上に同じサイズのアタッチメントを貼りつけます
その後引張り試験機を取り付けタイルが躯体から剥がれるまで力を加え続け、剥がれた際の付着強度を調べます
出た付着強度が国土交通省で定める規定値:0.4N/m㎡より出ていれば合格となります
この写真では0.89N/m㎡なので約2倍出ていますね
強度以外にタイルの剥がれ方についても確認し、これをランダムで何箇所か行い
全ての箇所で規定量を超えていることを確認した上、足場を解体していきます