現場を歩く
日防ブログをご覧の皆様、こんにちは。
朝晩が冷え込んで、すっかり秋らしい天気になりましたね。
さて、現在僕のいる現場で気づいたことがあったので、紹介したいと思います。
まずは写真をご覧ください。
この二つの写真ですが、建物の防水性を保つために施工されている、
シーリングというものに着目した写真です。
左はタイルの割れが見られます。シーリングは建物の動きによって、伸びたり、縮んだりして
建物のひび割れを防ぐ役目がありますが、地震等の影響でタイルの方が割れてしまったようです。
今回はタイルの貼替えで対応します。
右は何だが汚れている範囲がありますよね・・・
これはブリード現象といって、塗装と相性の悪いシーリングが起こす汚れです。
タイル側のシーリングが塗装と相性が悪いことが想像できます。
今回の改修では、塗装可能なシールをタイル側に用いて、ブリードを防止しようと思います。
現場では不具合を想定した施工もしますが、逆に今回のように不具合を見てそれを防ぐ施工を
考えながら仕事を進めています。
毎日現場を歩きながら、探検のような好奇心も持って仕事をしています!
それではまた次回、お会いしましょう!!