防水-トップコート
各種、防水工事では防水層の保護・性能を維持するため
トップコート(保護塗装材)を防水層に塗布します。
実際に雨水の侵入を防ぐ防水層も、直に紫外線や雨風によって
ダメージを受けることで劣化が進み、防水性能が損なわれてしまいます。
その為、防水層にトップコートを塗り、防水層を保護しダメージを軽減
するのです。※だから定期的にトップコートを塗り直すことは重要※
一概にトップコートと言っても種類・性能により
防水層の耐用年数(保証年数)が異なる物もあります。
そこで、気になったのはトップコートの色。
圧倒的にグレーばかり!
防水メーカーが集計したデータでもグレーがダントツ!(グラフ参照)
グレーはどんな色にも調和しやすいニュートラルな色であり、視覚的にもやさしく
近代建築のコンクリートのイメージも崩さない事が要因かと考えられます。
色彩から与えられる印象や心理的影響は大きく
以前に航空写真(グー〇ルアース)で目立ち、入居希望者が増えるかも!
とのことで屋上防水のトップコートを目立つ色に選定される方も居りました。
建物、床シートや外壁色あわせて防水トップコートの色にも
こだわりを持つとデザインの幅が広がり、面白いかもしれないですね。
出典:株式会社ダイフレックス、防水工事の豆知識