現場事務所の一日
現場事務所ではなにをしている?
工事期間を通してずっと存在する現場事務所。すぐそばにあるにも関わらず、実際に現場事務所でなにが起きているのかは居住者の方々にはわからない点も多いのではないでしょうか。 ここでは「ある現場事務所の一日」として現場事務所内をはじめ、現場監督が日々どのような作業をおこなっているのかをお伝え致します。
工事期間を通してずっと存在する現場事務所。すぐそばにあるにも関わらず、実際に現場事務所でなにが起きているのかは居住者の方々にはわからない点も多いのではないでしょうか。 ここでは「ある現場事務所の一日」として現場事務所内をはじめ、現場監督が日々どのような作業をおこなっているのかをお伝え致します。
その日に行う作業を監督員が手順や範囲、危険作業の有無などを確認します。
毎日の必ず実施する事柄です。その日の作業内容の再確認・人員配置・安全注意事項すり合わせ・異業種間の意志疎通、等々朝からその一日が安全作業・無事故で終えれるよう監督員が現場を引き締めます。
K(危険)Y(予知)K(活動) 各業種の職長が指揮をとり、子方までの全員がその日の“潜んでいる危険”に対して意見を出し合い安全作業が行えるように作業開始前にミーティングを実施します。また体調のチェックもここで行い、その結果を監督員へ報告します。
工事用掲示板には工事に関するお知らせを始め、現場仮設図や工事工程表、工事期間中の連絡先などを掲示しています。本日/明日の作業内容については日々掲示板の情報を更新していきます。
監督員は、打合せした作業内容が適切に実行されているか、作業環境はよいか、危険はないか、等々を常に足場上も含め見周りを日々行い現場内を把握します。工事の品質チェック・工程写真の撮影も随時行い、より良い工事の仕上りをイメージして現場管理を行っていきます。
現場事務所では関係各所への提出する資料の作成、安全書類の確認を行っています。また住民様へのお知らせチラシや工程表の作成なども現場事務所で対応を行っています。
時にはご質問やご相談をいただいた住民様のお宅を訪問してお話しをお伺いするケースもあります。電話だけでなく面と向かってお話しすることでより理解できる事もあるので、このようなコミュニケーションを大事にしています。
半日が終わり、これまでの作業内容や工程の状況について打ち合わせを行い、午後からの作業に向けて作業内容や危険箇所の有無の確認を行います。
作業が終わり作業員が帰ったあとはマンション内を循環し、清掃しながら問題ない状況かを確認します。
最低毎月1回は、実際施工する協力業者を集め、その月の主な作業内容・仮設材・使用工具・使用材料等を確認し、起こり得る事故を未然にに防ぐ為に、事故事例も共有し、その現場に関わる人々の安全に対しての意識を向上させ、無事故・無災害で完了できるよう話し合いを行います。