2回目の改修工事とあって、居住者様のご理解・ご協力がスムーズに得られたため、施工しやすかったです。
立地は緩やかな傾斜であったため、南北で高低差があり資材の搬出入が少し手間取ったかな、という印象でした。

外部階段廻りのタイル下地が全浮きしていたため、補修方法に変更がありました。
また、玄関扉の化粧フィルム貼りや、手摺の撤去新設、オープンスペースの植栽を全撤去から鳴き石を敷く工事がありました。
今まで、経験したことのない工事に立ちあう事ができて、とても勉強になりました。

■建物の外壁は塗装が主な仕様となっており、一部タイル面もありました。
今回工事では外観のアクセントにもなっている”斜壁”が塗装からウレタン
防水へ仕様変更することもあり仕上がりについて注意し工事を行いました。
また、タイルの外壁は一部分ではありますが建物入口上部に面している事から
洗浄工事等の仕上がりについても丁寧に行いました。

発注者様より、玄関扉の更新、照明器具の交換等の沢山のご要望を頂き、滅多にない組合せの多種多様な工事を施工しました。
見違えるような仕上りになったと思っています。

また、日程の調整が難しい中、居住者様のご協力でスムーズに施工を進められたこと、非常に感謝しております。

コロナ対策や変動気候による雨など工程管理の調整がとても大変でしたが、居住者様が協力的な方ばかりでしたのでスムーズに工事を進める事ができた。

■建物の外壁はタイル張りと塗装と両方あり、今回工事では既存タイルにはクリアの保護材が塗布されており、洗浄工事やタイル補修工事後の仕上がりについて注意し工事を行いました。

■共用廊下内一部の住戸前で強風を伴う雨天の際、玄関扉の内部に雨水が浸水してくる事があるとのご意見がありました。対策として対象の住戸前に“防風雨パネル”を新設したのですが、共用廊下側手摺金物と同等の見た目を再現出来、違和感のない仕上がりになりました。

居住者様・管理組合の皆様がとても温かい方々でした。下地・タイル補修の劣化数量が多く、調査に時間がかかってしまいました。

雨天の多い時期であった為、防水工事がなかなか進まず、工期を延長となってしまいましたが、居住者様のご理解・ご協力のもと無事故無災害で完工する事が出来ました。

下地タイルの補修数量が大幅に増えた為、工程の調整や部位による補修方法の検討に気を遣いました。
また建物の構造上、隣地や道路との距離が近いことが多く、足場の組み方や通行される方の誘導に特に注意が必要でした。

オーナー様の意向で外壁とアクセントの色を逆にし建物が明るくなりました。
また、鉄骨階段床面の不陸調整を行ったので居住者様から通行しやすくなったとのお声をいただきました。

居住者の方が協力的な方ばかりなのでありがたかった。
民間とは違う工事の進め方で戸惑いもあったが、勉強になる事ばかりでした。
大変ですが、やりがいがありました。