日本防水工業株式会社

現場ブログ

ガラスの熱割れ

こんにちは
みなさんはガラスの「熱割れ」という現象を聞いたことがありますでしょうか?
マンションの改修工事をしているとたまに居住者さんから「何もぶつけていないのに窓ガラスにひびが入ってしまった」という相談を受けることがあります。
こういった場合の原因の一つとして熱割れが挙げられます。

↑衝撃によるガラス割れ

↑熱割れ

ガラスは熱で膨張をする性質があり、日光等で温度が上がることで熱膨張をします。
熱膨張をした際にガラスの内外部や中央部と端部で急激な温度差が発生すると、膨張の変化に耐えられず割れてしまうことがあります(ガラスのコップに熱湯を注ぐと割れてしまうのと同様です)
特に↑の写真のようにガラスの中にワイヤーが入っているタイプは、熱によるワイヤーの伸縮で割れやすくなります。

熱割れを防ぐ対策としては日光がガラスに直接当たらないようサンシェードで日陰を作る、エアコン室外機の風がガラスに当たらないよう配置に注意する、遮熱フィルムを貼らないなどが挙げられます。
また熱割れは自然現象であり火災保険等の対象となることも多い為、発生してしまった場合は放置をしないよう気をつけましょう!

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